ACTIVITY -活動報告-

Archive of daily news

003-table

003-table
size
W.960 × D.450 × H.720 (㎜)

12㎜針葉樹合板と 30×40 ㎜の角材の材料から構成されているテーブルの組み立てキットです。
ある程度ヤスリがけしてある無塗装の状態になります。
そのまま使用することも可能ですが、脚や天板部分の塗装をしたりと、ご使用する場所に合わせたカスタマイズもおすすめです。

スタッキングも可能なので収納しやすい仕様になっております。
ボルトの長さを変えると、テーブル同士を結合することも可能です。

また、別売りの002-benchと規格が同じなのでスタッキングすると展示台などにもご利用いただけるようなデザインとなっています。

キットのご購入はこちらのサイトから
https://tabjapan.stores.jp/items/65c062ef1ebb4902eed66ff1

又、家具のデータ販売もしております。noteの有料記事にて家具データのPDFとDXFをご覧いただけますのでそちらも合わせてご活用ください
https://note.com/tabjapan/n/nddd13834c330

【注意事項】
※針葉樹合板、角材の素材の性質上、節や割れ、へこみなどがあります。
※商品発送までに2~3日営業日頂きます。
※本来の目的以外でのご使用や、改造などにより起こった破損や事故と当社が判断した場合は責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

2024.03.01

002-bench

002-bench
size
W.960 × D.236 × H.420 (㎜)

12㎜針葉樹合板と 30×40 ㎜の角材の材料から構成されているベンチの組み立てキットです。
ある程度ヤスリがけしてある無塗装の状態になります。
そのまま使用することも可能ですが、脚や天板部分の塗装をしたりと、ご使用する場所に合わせたカスタマイズもおすすめです。

スタッキング可能なので収納しやすい仕様になっています。
ボルトの長さを変えると、ベンチ同士だけでなく別売りのスツールと結合することも可能です。
また、別売りの003-tableと規格が同じなのでスタッキングすると展示台などにもご利用いただけるようなデザインとなっています。

キットのご購入はこちらのサイトから
https://tabjapan.stores.jp/items/65c0628bc232b0020fb8e7ec

又、家具のデータ販売もしております。noteの有料記事にて家具データのPDFとDXFをご覧いただけますのでそちらも合わせてご活用ください。
https://note.com/tabjapan/n/n9fbcca038d81

【注意事項】
※針葉樹合板、角材の素材の性質上、節や割れ、へこみなどがあります。
※商品発送までに2~3日営業日頂きます。
※本来の目的以外でのご使用や、改造などにより起こった破損や事故と当社が判断した場合は責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

2024.03.01

001-stool

001-stool
size
W.470 × D.236 × H.420 (㎜)

12㎜針葉樹合板と 30×40 ㎜の角材の材料から構成されているスツールの組み立てキットです。
ある程度ヤスリがけしてある無塗装の状態になります。
そのまま使用することも可能ですが、脚や天板部分の塗装をしたりと、ご使用する場所に合わせたカスタマイズもおすすめです。

スタッキングも可能なので収納しやすい仕様になっております。
ボルトの長さを変えると、スツール同士だけでなく別売りのベンチと結合することも可能です。

キットのご購入はこちらのサイトから
https://tabjapan.stores.jp/items/65c062482688ed027fd439a1

又、家具のデータ販売もしております。noteの有料記事にて家具データのPDFとDXFをご覧いただけますのでそちらも合わせてご活用ください。
https://note.com/tabjapan/n/nde522de52f0b

【注意事項】
※針葉樹合板、角材の素材の性質上、節や割れ、へこみなどがあります。
※商品発送までに2~3日営業日頂きます。
※本来の目的以外でのご使用や、改造などにより起こった破損や事故と当社が判断した場合は責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

 

2024.03.01

SLBH 11

立体ワンルームの躯体と更新可能な要素
敷地は1970年初頭のニュータウン開発によって形成された雛壇状の住宅地にあり、これまでに建築が建ったことはない。GLは前面道路より1,800mm高く、50年前の擁壁(玉石積みの上に化粧コンクリート)が車1台分のスペースを残して建っていた。当時は1台の駐車場を想定していたであろうが、それでも駐車場を確保するには相応の土留めが必要であった。構造を担保できない当時の擁壁、地方都市における駐車必須台数雛壇上の敷地、向かいの公民館といったコンテクストと、屋根付き駐車場、アウトドアでの食事(バーベキューなど)、限られた予算といった条件を満たすためにコの字型のコンクリート擁壁を中央に挿入した。それにより生まれた谷はレンガ敷きとし、駐車やアクティビティが可能な、周辺環境やコミュニティとのインターフェースとした。台地には構造的負担を担保できない既存の隣地擁壁から安息角分の距離を取り建物を配置、棟間に木造トラスの橋を架け、最小限のフットプリントで最大限の内外空間を確保。周辺と敷地の高低差は内部空間にも現れ、各棟の床レベルと橋、屋上や庭、橋の下などがズレながら繋がり、敷地が緩やかな立体ワンルームのようになっている。構造に関わらない部分はアドホックに設計施工を行っており、デジタルファブリケーションで平面的に加工された部材と現場の端材を使用して床、階段、手摺りなどをつくった。溶接や接着などの2次加工は行わず、加工された部材同士をボルトや楔で接合し、職人でないと難しかった納まりを容易にすると共に、加工を減らしコストを抑え、平積できるため運搬性も高めている。構造躯体以外の各要素の更新を容易にすることで、将来の変化に対応し、ソフト・ード共に建築がっていくようにえた。
掲載:住宅特集2023.02号 

Photo:新建築社

2023.08.29

SLBH 9

農村集落のエレメントを架構に組み込む
敷地は市街化調整区域の田園部の集落の中にある。隣接する周囲には親族が住んでおり、集落内に4世帯が住むことになる。土地は祖父から譲り受けたもので、こうしたシチュエーションは地方では珍しくない。こういったコンテクストにふさわしい建ち方として、周辺のエレメントを拾い集め、それらを用いた田の字型のグリットプランで建築を考えた。この地域の住宅には、縁側、土間、下屋、トタン板、南北の連続する開口、欄間サッシ、切妻、真壁といったエレメントが残る。これを現代の生活様式に落とし込んだ。また元は田んぼであった敷地は周囲の道路より500mmほど窪んでいたが、水害の恐れがない地域であるため、この窪みを接地面として建築を置いた。ちょうど周囲の平屋や下屋と同程度の高さとなり、遠景だと平屋、近景だと2階建てのように見える寸法で構成した。扁平柱と梁による門型フレームを1間スパンで2×6間のグリットをつくり(田の字ではなく日の字ではあるが)フレーム内に居室を配置した。それを守るよう南北を1段下がった下屋とし、水回りや玄関、デッキといった周辺環境からのバッファーと、集落のコミュニティの場として機能するよう場を設け、ひとつの屋根で覆った。水平力はフレーム外の下屋部分に負担させ、内部は短辺方向に壁のない2×6間、階高4,410mmのワンルーム(母屋)であり、2階は構造とは関係なく床受梁(取外し可能)によってつくった。大きなワンルームは生活の中心となり、後の変化にも対応できるだけの余白をもち、下屋は機能・構造的に母屋を支え、相互に関係しながら住居をつくる。架構、壁、開口、床といったエレメントが縁を切りながら同時に存在する様は、古くからの集落の建ち方を肯定しながら、変わりゆく環境や状況に呼応し風景をつくっていく建築になるのではないかと考えている。
掲載:住宅特集2023.02号 

Photo 1-3 : Hiroki Tomita
Photo 4,5 : Yukihiro Matsuda

2023.08.28