neighbor’s house
西田の実家の近所にて混構造の住宅の工事が進行中です。
今日は鉄骨の建て方でした。
母屋より高くならないよう鉄骨にしては低めの立ち上がり。
11月にはこの上に木造の建て方が行われます。
幼馴染の家を設計できるなんてとても幸せだなって思いますね。
西田の実家の近所にて混構造の住宅の工事が進行中です。
今日は鉄骨の建て方でした。
母屋より高くならないよう鉄骨にしては低めの立ち上がり。
11月にはこの上に木造の建て方が行われます。
幼馴染の家を設計できるなんてとても幸せだなって思いますね。
鉄筋コンクリート造の2階建て住宅のリノベーション。
この住宅のリノベーション前は断熱材を使用していなかったため夏は暑く、冬は寒いという状況でした。今回の設計する際の前提として断熱性能を上げることが重要なポイントでした。まず既存の内装を取り払い吹き付け断熱をし断熱性能を上げました。天井は極力高く圧迫感をなくすようにし、また2階にはテラスが2箇所あるのでテラスのある箇所は天井を張り、二階が部屋になっている天井部分はコンクリートをあらわしにしました。天井の貼ってある部分とコンクリートのあらわしになっている部分の二つの天井高を設けることで強弱をつけ、広がりを感じさせるようにしています。サッシも複層ガラスのものにして断熱性能を上げています。
リビングとダイニングを分ける特徴的な大きな扉は閉めているときはプライバシーを守りつつ、扉を開いた時は空間が繋がり開放的に感じることができます。斜めに張ったナラのフローリングは大きな扉をあけた時にキッチン、ダイニング、リビングを繋げてくれます。階段は既存のものを使用し階段の両サイドにあった壁を抜き開放的に。扉の色はお施主さんと悩みに悩んでグレーに少しだけ青を混ぜたブルーグレーにしています。金物類は真鍮のものとお施主さんが鉄で制作されたものを使用しています。
工事中の写真
<階段以外の全ての内装を解体した後>
<吹き付け断熱材>
<壁の下地を組む>
7月18日に行われた根尾コ・クリエーションの拠点となる、ねおこ座オープニングパーティーの様子です。台風の影響による悪天候にもかかわらず、地域内外からたくさんの方々にご来場いただき、ワークショップに参加していただきました。
ねおこ座は、大垣市の県立大学院大学IAMAS(イアマス)と地元企業との共同で進めているneo・cocreationプロジェクトの拠点となる場所で、旧根尾村時代に商工会の事務所として使われていた建物をリノベーションして利用しています。
TABはこの場所の空間、インテリアのディレクションから製作までプロジェクトメンバーとの協働で関わらせていただきました。予算と工期から、一室のみの改装とメインエントランスの変更を序盤に決定し、余分なものの解体撤去と壁天井の塗装、地元の製材所から手に入れた杉材で簡単な造作を行いました。そして極めつけの箱文字+電球によるサイン!あとはワークショップ形式で製作できるTABのプロダクト(今回はランプシェードとスツール)をオープニングパーティー内で製作・取り付けを行い、その場にいた皆様と空間を作り上げています。
場や状況を新しく作り上げる上で、一緒にものを作るということはとても有効な手段ですが、解体!塗装!造作!などの作業は参加のハードルがどうしても高くなってしまいます。なので小さな子供から大人まで場所作りに関わることができる、そこで使用されるインテリアのワークショップを行うことで、みんなが愛着を持つ場所を比較的ハードル低めで作り出すことができたのではないかと思います。
これからこの場所でどんなことが行われるか、TABとしても参加していく予定なので皆様お楽しみに!
願成寺古墳群美術展の搬入を行いました。
TABは予め設置場所の樹木を3Dスキャンし、その樹木に絡みつく多面体の構造体をデザインしました。
樹木の周りに自由なラインを描くことによって自動的に構造体が生成されるプログラムを組んでいます。
材料はラワン合板と結束バンドです。ゆるやかに各ユニットの面を繋ぎ合わせて形状を作っていきました。
テストの段階ではビスで施工を試みましたが、かっちりと固めることによってバランスが崩れてしまいCGのような形状にはならなことがわかり、様々なテストをした結果結束バンドで結合していく施工方法にたどり着きました。
新しい設計方法には従来の施工方法ではなく設計方法にあった施工方法を考えることによってクリアできることを改めて感じることができました。
是非現地でご覧下さい。
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「願成寺古墳群美術展」
日時:2015/04/18(土) ~ 05/10(日)
場所:願成寺西墳之越古墳群一帯(岐阜県揖斐郡池田町願成寺)
作品説明会:2014/04/26(日) 14:15~ 1号墳前に集合(参加無料)
※情報科学芸術大学院大学[IAMAS]との共同研究「Craft, Fabrication and Sustainability」プロジェクトの一環として製作しました。
Photo:TAB Masaki Yokoyama
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お店と事務所のウェブサイトになります。
ぜひお店に行ってみ見てください!